タメホーム

20代ニートがタメになる情報を発信したり、あなたの心の奥底に眠っている「なにか」を見つけ出すお手伝いをするブログです。

見知らぬ人の優しさに触れ、人の優しさに敏感に生きようと思えた日

 

ある日のこと。
とあるお店から私の携帯に着信がありました。
そのお店は先日、ネットで友人へのプレゼントを購入したお店でした。


なんの電話だろう…?


心当たりを探す私。
ふと浮かんだのが商品注文の際、備考欄に「可能であれば簡易ラッピングをお願いしたいです。」などと書いたこと。

もしやこれはラッピングについての電話かな?と思い、着信をかけ直すことにしました。

 

 

私は電話が大の苦手です。

 

なぜ苦手かというと、相手の表情が見れないことが怖いから。
なので直接、人の顔を見て話す時よりも電話で話す時の方が50倍くらい緊張します。


家族や友人との電話なら普通のトーンで話せるのですが(それでも第一声は蚊の鳴くような声になるし声も震える)、相手が知らない人だと緊張のあまり声がガクガク震えます。
それはもう『えっ?今、寒くて震えてるの?大丈夫?真冬の外にでもいるの?』と電話越しの相手が思ってしまうくらいには震えます。
震えすぎて上下の歯がカチカチいう時もあるよ。

まぁそのくらい電話をするのは緊張するし、超苦手なんです。


しかし!ここ最近は何度か、CD予約を電話でしなければいけないミッションがあったので以前よりは少し電話かけることに度胸がついたような気がしている。
「よし!かける!」となれば、即電話をかけられるようになりました。急成長ですね。


それで今回も「えーい!かかってきたんだからかけるしかない!」と通話ボタンを勢いよくポチ。

 

意外とすぐにお店の方が電話に出てくれました。

 


『お電話ありがとうございます。〜〜(お店の名前)でございますっ』

 


えっ。優しい...。

 

私が勝手に頭の中で想像していた人は「化粧が濃くて私と同年代くらいの口調がキツめのお姉さん」だったのですが実際、電話に出た方は第一声から明るく優しい声をした「化粧が薄くて私よりも年上で心が広くて、でも心の芯はしっかりとある笑顔がふわっとしてそうな優しい女性」でした。(※完全なる妄想)


その優しい声を聞くとふわ~っと、一気に安心感に包まれました。
一瞬で優しい方なんだなというのが伝わってきて、とにかく安心。

 


着信の理由はやはりラッピングについてでした。
わざわざ電話でご丁寧に、ご親切に確認をしてくれたのです。それだけでも嬉しいのに電話の方はものすごく腰が低く、今まで電話をした人の中で一番丁寧な対応。さらに微笑んで話しているのが伝わってきて、気付けば私まで自然と笑顔で話してました。今までなら気にしていた声の震えもすっかり忘れるほど。

 

いつもは緊張をしていると頭が真っ白になって「ありがとうございます」をちゃんと言えたか忘れてしまい、電話の後に後悔ネガティブモードに突入するのですが...今回はしっかり伝えられました!頭真っ白じゃなかった!嬉しい!記憶がある!嬉しい!

 


お店の方は最後の最後まで優しくて親切でした。だから電話が切れた後の「ツー。ツー。」も優しく聞こえました。…うん。これはさすがに言いすぎたかも。

でも心はすごくぽかぽかになりました。
優しい気持ちをもらったような。そんな気分です。


今まで電話をする時は表情が見えない分、勝手に電話越しの相手の表情を想像しては勝手に落ち込んだり、不安になっていました。しかし今回は、電話越しの相手の表情に怯えるどころか優しい人...嬉しい...ぽかぽか...という思いでいっぱいでした。

 

初めて話した方と声を交わすだけでこんなにも心が温かく、優しくなるなんてことは初めてです。
とても話しやすい方でした。またこのお店で商品を購入したい!

 

 

私はここ1ヶ月ほど自律神経がそこそこ乱れていて、この日も朝から気持ちが晴れず身体も重かったのですが電話の方の優しさに触れたことにより、その日は1日中心がふわふわぽかぽかしてました。


人の優しさに触れるっていいなあ。自分も優しくなれる。

優しさは伝染していくから、優しさをもらったら自分も周りに優しさを与えてどんどん、どんどん伝染していけたら素敵だよね~。


普段、人の優しさに全く触れていないわけではないのですが、家族や友人の優しさはつい当たり前になってしまいがちです。
もっと「人の優しさ」に敏感に生きようと思いました。

そして家族や友人に優しくするのはもちろんのこと、知らない方に対しても広い心で優しく接することができる人間でありたいです。

 

今日は嬉しかったことをどうしてもここに書き残しておきたかったので書いてみたよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。